★道南公共工事３年連続増（１５日）　北海道建設業信用保証（札幌）がまとめた２０１７年度の道南の公共工事請負金額は、前年度比１３・８％増の７８９億１００万円で、３年連続で増加した。北海道新幹線の札幌延伸工事などが要因。函館市の工事実績（財務部調度課発注分）は、同１４・４％増の９４億２９６０万円。
　★東京の函館市アンテナショップ、１７年度の売り上げ過去最高（１５日）　函館市がコンビニエンスストアのローソン京橋駅前店内に開設している市のアンテナショップの２０１７年度の売り上げ実績が、過去最高の１２８１万５８８円になった。商品を頻繁に入れ替えるなど、客を引き付ける仕掛けが奏功した。
　★ハイカラ號が運行開始（１６日）　復元チンチン電車として人気を集める「箱館ハイカラ號（ごう）」の今季の運行が１５日に始まった。雨上がりのまちを駆け抜け、函館に本格的な観光シーズンの到来を告げた。
　★住宅用太陽光発電設置補助、１７年度は５２件（１７日）　函館市の住宅用太陽光発電システム設置費の２０１７年度の補助実績は、前年度比７件増の５２件となった。前年度より微増だが、全体としては減少傾向にあり、太陽光発電の余剰電力買い取り価格の抑制などが背景にある。
　★函館山登山道が開通（１７日）　昨年冬季から通行止めとなっていた函館山登山道（道道立待岬函館停車場線、３・６キロ）が１６日午前１１時に開通した。この日を待ち望んでいたドライバーが登山道入り口ゲートをさっそうと走り抜け、春の函館山山頂を満喫した。
　★春告げるアサリ漁、北斗でスタート（１８日）　春の訪れを告げる上磯郡漁協のアサリ漁が１７日、北斗市館野の函館湾沿いで始まった。初日は昨年よりも４０キロほど多い１７０キロを水揚げした。アサリ漁はホッキ漁の禁漁期に合わせて行われ、砂利に覆われた漁場のため、昔ながらの手掘りでアサリを採取する。
　★外国貨物船乗組員、海保がヘリで搬送（１８日）　１７日午前９時４５分ごろ、津軽海峡の汐首岬沖を航行中のパナマ船籍の貨物船「インディアンバルカー」号から「船倉でフィリピン人乗組員が意識不明の状態で見つかった」と函館海上保安部に救助要請があった。第１管区海上保安本部函館航空基地のヘリコプター「はいたか」が現場に向かい、同１１時ごろ、乗組員の男性（３０）を吊り上げ救助し、函館市内の病院に搬送した。
　★サクラ開花予想、五稜郭公園は２６日（１９日）　日本気象協会（東京）は１８日、全国のサクラ（ソメイヨシノ）の開花予想（第９回）を発表した。函館市の五稜郭公園は、開花が２６日で、満開は３０日。ともに平年より４日早く、春の大型連休期間中は絶好の花見期間となりそうだ。
　★ツチクジラ商業捕鯨２年連続で中止に（１９日）　道南日本海でのツチクジラの商業捕鯨が今年度、実施されないことが決まった。昨年に続き２年連続で、来年以降についても実施の見通しは不透明だ。
　★善智会、収支計画書の提出遅れる（２０日）　函館日吉コミュニティエリア（日吉町４、コンテ日吉）で、中核施設の特別養護老人ホームの入居を延期した社会福祉法人「善智会」（飯田善樹理事長）に対し、函館市が修正した収支計画書などを求めている問題で、期日のめどとしていた１９日までに書類が提出されていないことが分かった。市は、早期の提出に加え、飯田理事長が経緯などを直接説明するよう改めて要求している。
　★サッポロビールが北斗にワイン用ブドウ園造成（２０日）　サッポロビールが北斗市三ツ石に、大規模なワイン用ブドウ農園を造成する。面積は２５・４ヘクタールで、同社の農園では最大の規模。今年中に整地し、２０１９年に第１期の苗を移植、２１年に最初の収穫を予定。２２年には北斗産ブドウによる最初のヴィンテージワインを発売する計画だ。
　★アパホテル函館進出、「アクアガーデン」取得（２１日）　アパホテルを展開するアパグループ（東京）は２０日、函館市大手町の「アクアガーデンホテル函館」を取得し、函館に初進出すると発表した。５月３１日に「アパホテル函館駅前」として開業する予定で、その後は同社が提唱する新都市型ホテルの仕様に向け、順次リニューアルを進めていく計画だ。
　★函館市の平均寿命　男性７９歳、女性８５・６歳（２１日）　厚生労働省が公表した２０１５年の市町村別の平均寿命によると、函館市は男性が７９・０歳、女性が８５・６歳となり、ともに全国、全道よりも短かった。前回（１０年）に比べ寿命は延びたが、市保健福祉部は「厳しい数値」と受け止める。