★昨年の運転免許自主返納590人(3日)函館市交通安全対策会議(会長・工藤寿樹市長)は、第10次交通安全計画(2016~20年度)に基づき、17年度実施計画と16年度事業実績をまとめた「数字で見る交通安全2017」を作成した。市内での交通事故発生件数は年々減少傾向にあるが、高齢者の重大事故が報道などで関心を集め、昨年の運転免許自主返納者数が590人と初めて盛り込んだ。
★グルメサーカス開幕、ご当地名物に舌鼓(3日)道南最大の食の祭典「はこだてグルメサーカス2017」(実行委主催)が2日、はこだてグリーンプラザ、函館朝市第一駐車場、太陽大門パーキングを会場に開幕した。今回初めて、市が観光面で連携を進める秋田県北地区(大館市、仙北市、小坂町)から21ブースが大規模出店、来場者が秋田犬との触れ合いや自慢の食を味わい尽くした。
★せたな町長選、現職高橋氏4選(4日)任期満了に伴う、せたな町長選挙は3日に投開票され、現職の高橋貞光氏(66)が3845票を獲得、新人で元町大成総合支所長の堂端重雄氏(61)を1660票差で破り4選を果たした。投票率は83・35%で前回2013年を0・83ポイント上回った。
★噴火湾でエビかご漁解禁(4日)噴火湾の秋のエビかご漁が1日解禁となった。3日には森漁港などで朱色の透き通った新鮮なボタンエビが水揚げされ、活気に沸いている。森漁港では家族らが出迎える中、所属する14隻が午前7時過ぎから続々と帰港。かごいっぱいに詰まった朱色のボタンエビを、次々と陸へと揚げていた。
★函館市でプラ容器の分別悪化(5日)函館市は、7月中旬に実施した家庭から排出されたプラスチック容器包装ごみの組成分析調査結果を公表した。適正に出された割合(重量比)は91・42%で、昨年度と比べ0・14ポイント悪化した。
★朝イカ売りは対象外、公害防止条例改正検討委に提案(5日)函館市は4日、市環境部庁舎で開かれた第3回市公害防止条例改正検討委員会(桜井泰憲委員長)で、同条例の拡声放送の規制について、朝イカ売りを地域慣習と位置付け、規制適用の対象外とするなどの改正案を示した。
★北斗・高谷市長3選出馬へ(6日)北斗市の高谷寿峰市長(65)は5日、任期満了に伴い来年2月に予定されている市長選について「諸般の事情が許せば、引き続き市政を担わせていただく挑戦をしたい」と述べ、3選への出馬を表明した。高谷市長が公の場で次期市長選への態度に言及したのは初めて。
★森の藤澤さん、競技歴わずか3年でトライアスロン世界選手権出場へ(6日)森町内在住で、函館トライアスロンクラブに所属する藤澤洋子さん(53)が、17日にオランダ・ロッテルダムで開かれるトライアスロンの世界選手権「ITU世界エイジグループ・スタンダードトライアスロン選手権」に出場する。競技を始めてわずか3年で、初めての世界大会。藤澤さんは「無事に完走して、次につなげたい」と意気込んでいる。
★すかいらーくが函館に初進出(7日)函館市内で外食産業の競争が過熱している。ファミリーレストラン最大手のすかいらーく(東京)は、7日に函館初進出し、とんかつ、から揚げ専門店「とんから亭」を昭和3に開業。ハンバーグ店「びっくりドンキー」を全国に約330店展開するアレフ(札幌)は石川町に市内3店目となる新店を10月にオープンする。近年は大手回転すしチェーン店も市内に相次いで出店しており、客の奪い合いは激しさを増している。
★函館競輪売上額伸び悩む、前年比6・8%減(8日)函館市競輪運営協議会(今井敏博会長)は7日、函館競輪場で本年度第1回会議を開いた。市競輪事業部は本年度の市営函館競輪の売り上げ状況について、34日開催時点で前年度比6・8%減の116億2310万円と不調だったことを明らかにした。同部は前年度に比べ場外車券売り場が減ったことや、他場開催との競合が増えたことが要因とみている。
★小田島川下流域でコイが複数確認(8日)函館市亀田港町の北海道大学グラウンド付近を流れる小田島川で7日、少なくとも7匹のコイが泳いでいる姿が確認された。体長60センチはある体格の持ち主ばかりで、6匹は黒く、残りの1匹は赤色に黒の斑紋入り。コイがすみ着いた経緯や時期は不明で、近所の人を驚かせている。
★ツール・ド・北海道開幕(9日)国内有数の自転車ロードレース「ツール・ド・北海道」(ツール・ド・北海道協会、日本自転車競技連盟主催)が8日、函館市競輪場からスタートした。全行程約424キロすべてが道南地域で実施される3日間のレースには国内外から20チーム総勢98選手が参戦。初日は天候に恵まれた初秋の道南を満喫しながら、第1ステージ(162キロ)を走破した。