★二十歳、未来へ決意 函館市など道南2市5町で式典(13日) 成人の日(13日)を前にした12日、函館市と北斗市、七飯町、森町、八雲町、長万部町、江差町の道南2市5町で新成人を祝う式典が開かれた。新成人たちは、自らを高める努力を重ね、信じる道を貫く決意を新たにした。
★恵山沖のタンカーが離礁 業務上過失往来危険の疑いで捜査(13日) 函館市恵山町の恵山岬沿岸で和光汽船(愛媛県)所有のタンカー「さんわ丸」(3919トン)が座礁した事故で、サルベージ船が12日午前10時ごろ、さんわ丸の引き出し作業を再開。同11時20分ごろ、さんわ丸は離礁し、沖合にえい航された。函館海上保安部は業務上過失往来危険の疑いがあるとして捜査している。
★函館市内交通事故408件 高齢者関与多く 対策会議(14日) 函館市交通安全対策会議(会長・大泉潤市長)は、2023年度事業実績をまとめた「数字で見る交通安全」を公表した。市内での23年(1~12月)の交通事故は、発生件数が前年比7件減の408件、死者数が同3人増の4人、けが人が同6人減の471人だった。
★水ごり心身清める 寒中みそぎ祭り開幕、木古内町(14日) 1年の豊漁豊作を祈願する木古内町の伝統神事「第195回寒中みそぎ祭り」が13日、佐女川神社(野村広章宮司)で開幕した。祭りの始まりを告げる参籠報告祭が同日夜にあり、厳しい鍛練に励む4人の行修者が水ごりに挑み、心身を清めた。
★エバー航空が約5年ぶり運航 春節に合わせチャーター便(15日) 台湾の航空会社・エバー航空は14日、函館―台北(桃園)でのチャーター便の運航を開始した。新型コロナウイルスの影響を受け2020年3月から定期便を運休していたが、台湾の旧正月(春節)に合わせ約5年ぶりに実現した。
★意思疎通「手話」がトップ 函館市、障害者の状況把握で調査(16日) 障害者や家族のコミュニケーション手段で利用の多いものは手話(17%)がトップだったことが、函館市のアンケートで分かった。次いで筆談(13%)、指文字(同)、簡単な言葉(同)となった。
★ご神体抱き、厳寒の海へ 木古内・寒中みそぎ祭り最終日(16日) 木古内町・佐女川神社の寒中みそぎ祭りは最終日の15日、みそぎ浜で海中沐浴を行った。水ごりの鍛練で身を清めた行修者4人がご神体を抱きながら津軽海峡に飛び込み、1年の豊漁と豊作を祈った。
★函館市の「多様な働き方促進支援事業」、人手不足解消に成果(17日) 函館市は、短時間勤務や出勤日数など労働条件が自分に合った働き方を希望する人と、採用活動を行う企業を結び付ける事業を展開し、成果を上げている。
★タンカー事故現場でえさん漁協が海産物調査(17日) 函館市恵山町の恵山岬沿岸で和光汽船所有のタンカー「さんわ丸」が座礁し燃料の重油が流出した事故で、えさん漁協などは16日、ウニやアワビなどの海産物に影響がないか調査した。油の付着は確認されなかったという。
★物価高騰対策、今月24日に補正予算案提出 函館市の大泉市長(18日) 函館市の大泉潤市長は17日の定例記者会見で、総額28億7505万円の物価高騰支援対策を講じる考えを明らかにした。食料品やエネルギー価格の値上がりなどを踏まえ、市プレミアム付き商品券の発行などが柱で、補正予算案をまとめ24日開会予定の市議会第1回臨時会に提出する。
★畑中さん、三笠さん、女声コーラストリルが受賞 今年度の函館音楽協会協会賞(18日) 函館音楽協会(石丸典子会長、会員113人)は、2024年度の同協会賞に、ピアノ奏者の畑中一映さん(54)、音楽教育・指揮者の三笠裕也さん(44)、合唱の「女声コーラストリル」に決まったと発表した。
★道南の24年企業倒産状況件数・金額とも過去10年で2番目規模(19日) 東京商工リサーチ函館支店(菅野征幸支店長)がまとめた2024年の渡島、桧山管内の企業倒産状況によると、倒産件数は前年比8件減の19件、負債総額は51億3500万円で、件数、負債総額とも直近10年で2番目に多かった。
★大学入試共通テスト始まる(19日) 2025年度の大学入学共通テストが18日、全国651会場で始まった。函館市内では道教育大函館校、公立はこだて未来大、北大水産学部の3会場で計749人が志願し、試験に臨んだ。