★スケトウ初水揚げ(3日)道南太平洋海域(渡島、胆振、日高管内)のスケトウダラ刺し網漁が解禁され、2日早朝、渡島の各漁港に初水揚げがあった。岸壁では家族総出でスケトウを刺し網から取り外す作業が行われ、浜は活気に包まれた。漁期は来年3月末まで。
★生活交通協議会、11月のバス路線改正を承認(3日)函館市生活交通協議会(会長・奥平理函館高専教授)が9月30日、市企業局で開かれた。函館バスは11月1日のダイヤ改正で共愛会病院(中島町)から富岡や本通、花園方面を循環する富岡本通循環線の新設など、8路線の再編案を説明した。
★道南の上半期の観光施設、入込大幅に増加(4日)道南主要観光施設の2016年度上半期の入込数が、3日までにまとまった。北海道新幹線開業で東北、関東方面からの旅行客が増え、函館市内の各施設は前年同期と比べて大幅に増加。江差や松前では、上半期だけで昨年の年間利用者に匹敵するほどの観光客が訪れるなど、道南全域で開業効果が顕著となっている。
★渡島は「北海道のイタリア」ポスターやTシャツ完成(5日)渡島管内をイタリア半島に模したポスターやTシャツ、ポロシャツが登場した。北海道渡島地域・東京都特別区交流推進協議会(事務局・渡島町村会)が作製したもので、各市町のゆるキャラや食材のイメージをプリントしている。
★ITソリューション、道南初の「ユースエール認定企業」に(5日)ソフトウエア開発事業などを手掛けるITソリューション(函館市豊川町、澤井保彦代表)がこのほど、厚生労働省が定める「ユースエール認定企業」に道南で初めて選ばれた。若者雇用促進法に基づき、若者の採用や育成に積極的で、雇用管理状況などが優良な中小企業が対象の制度で、認定されると自社商品や広告に認定マークを使用できるなど、今後さまざまな支援を受けられるようになる。
★函館高専が海洋工学ラボ開設(6日)函館高専(但野茂校長)は、海洋に関する最新の研究拠点となる「海洋工学ラボ」を市国際水産・海洋総合研究センター内(弁天町)に開設した。同センターに工学系の学術研究機関が入居するのは初めてで、津軽海峡での潮流・海流によるエネルギーポテンシャル(潜在能力)を生かした発電装置の開発を進める。
★店頭に新米並ぶ(6日)JA新はこだて(畠山良一組合長)は5日、2016年産新米の店頭販売を始めた。「函館育ち」ブランドの「ふっくりんこ」「ななつぼし」「きたくりん」がずらりと並び、早速、秋の味覚を購入する人が目立った。
★神山茂賞に初の女流作家、森本貞子さん(7日)函館文化会(金山正智会長)は6日、市内や近郊の土地にまつわる郷土史についての優れた研究などを行った個人・団体を顕彰する今年の神山茂賞について、函館出身のノンフィクション作家、森本貞子さん(91)=東京在住=に授与すると発表した。女性作家が受賞するのは初。
★函館マラソン、17年は7月2日(7日)函館マラソン大会実行委員会(桜庭辰弥委員長)は6日、2017年もフルマラソンの大会を開くことと、その開催日を同年7月2日とすることを決めた。コースの変更はなく、定員はフル、ハーフ合計で8000人程度と本年度と同規模を予定。
★市立函病高等看護学院で戴帽式(8日)市立函館病院高等看護学院で7日、初めての病院実習を前にした1年生69人が戴帽式に臨み、ろうそくの火が灯る厳かな雰囲気の中、看護の道に進む決意を新たにした。
★小6の大平君暗算十段合格(8日)函館金堀小6年の大平蒼(あおい)君(12)がこのほど函館市民会館で開かれた全国珠算教育連盟の第374回暗算検定試験で、最高位の十段に合格した。12歳での十段は、道函支部の最年少記録を20年ぶりに更新したことになり、本人はもとより関係者も難関突破の段位取得を喜んでいる。
★4年目「函館奉行」へ酒米の稲刈り(9日)今年もいい酒ができますように―。函館の地酒「函館奉行」の原料となる酒造好適米「吟風(ぎんぷう)」の稲刈りと新酒醸造祈願祭が8日、市内米原町の水田で行われた。醸造元や生産者ら約15人が集まり、銘酒が生まれるよう願いながら、黄金色に実った稲を刈り取った。
★駅前市有地整備、大和ハウス工業の推薦決定(9日)JR函館駅前の市有地を活用した整備事業プロポーザルの審査委員会(委員長・瀬戸口剛北大大学院工学研究院教授、委員7人)が8日、市役所で開かれ、最優秀提案者の大和ハウス工業東京本店を正式に推薦することを決定した。前回審査(9月)で求めた各条件の再検討が適切であると判断した。