肉料理として食べたい
ステーキのようなハンバーガー
「ファインデイズバーガー」は、ジューシーなパテが自慢のハンバーガー専門店。店を切り盛りする中澤元気オーナーは、東京のハンバーガー店で働いていたときに出身地・函館での開業を考え、妻の春加さんを連れUターン。市内精肉店で肉の扱いを学び、2018年、元町に店を構えた。ハンバーガーはテリヤキソースなど4種類から選べる自家製ソースの「スタンダードバーガー」をベースに、さまざまなトッピングを用意している。パテに使うのはアメリカ産アンガス牛の肩ロース。ステーキに使用されるサシがきれいに入った部位を塊で仕入れ、1㎝角のサイコロ状に包丁でカットしてから成形するので、肉そのものの味が濃厚に感じられる。ほんのり赤みが差したミディアムに焼き上げるパテと、シャキシャキの野菜を受け止めるのは、カリッと焼いた「パン研究所神戸こむぎ館」特注のバンズ。すべての具材が口の中で一つになったとき、味が完成するよう計算し尽くされたハンバーガーは、食べ応えも十分で、地元客をはじめ外国人客の心もつかんでいる。
(ハコラク 2022年12月号掲載)
FINE DAY’S BURGER
函館市元町31‐23
☎0138‐68‐1156
11:30~18:30
(18:00L.O)
木、第2・4水曜定休
禁煙
P有り
クレジットカード利用可