四季の移ろいを感じる料理と空間で
心と体を癒やす特別な時間を届ける
「465カフェ」は、桜並木のそばに佇む小さな一軒家カフェ。店を営む釣谷周平さん、ひろみさん夫妻は、医療の現場で働いてきた理学療法士で、人々の健康と向き合う中、体調を崩す前に心身を労わることの重要性を実感。「自然の中で感じる気持ち良さが体の回復力を高める」との思いから、食と空間を通して癒やしを届けるカフェというスタイルにたどり着いた。
地元食材の旬に合わせて日々変化するメニューには、無農薬大豆のしょう油や天然塩など、調味料から厳選するカフェご飯と見るだけで心浮き立つスイーツを用意。この日のランチプレートは、道産米油で揚げた鶏肉と野菜のフライや厚沢部町産メークインのショウガそぼろ煮が皿を彩る。スイーツは、せたな町モリガキ農園の平飼い卵の味わいが濃厚な「月の光プリン」など5種類が登場した。窓の外に茂る木々を眺めながら、ゆっくりと味わっていると、カチコチと鳴る柱時計の音や風鈴の涼やかな音色が耳まで届き、ふと肩の力が抜けた。日々の喧騒の中で忘れがちな大切な時間を思い出させてくれる場所だ。
(ハコラク 2021年8月号掲載)
465cafe
七飯町本町8‐17‐20
☎なし
問い合わせメール/465cafe.earth@gmail.com
11:00~17:00(16:00L.O)
※食材が無くなり次第終了
入店は1組3名まで、4名以上は不可
月・火曜定休
禁煙
P有り(4台)
キャッシュレス決済利用可