プロレスラーのカツオさんが手作り
ゴロゴロ具材の熱々サンド
今年５月に開業１周年を迎えた「ホットサンド ウーノ」は、道南リングの代表であるプロレスラーのカツオさんが出店するキッチンカー。両面の焼き加減を見極めながら直火でこんがりと仕上げるホットサンドは、牛筋とじっくり煮込んだ牛肉がゴロッと入る「デミグラスビーフ」が一押し。明太子ととろけるチェダーチーズの塩気がマイルドな自家製ポテトサラダとマッチする「めんたいチーズ」や、パンに合うようルウに生クリームやミルクを加え濃厚に煮詰める「カレーソース」など、通常は食べ応えあるラインアップだが、出店場所や客層によってマシュマロやアップルシナモンなど、スイーツ系のホットサンドも限定販売している。
「プロレスは人生の軸」と語るカツオさんは、夜は函館市本町で道場メニューを振る舞う「ちゃんこ屋かつお」を営業し、はこだて観光大使も務めるなど、さまざまな形でプロレスをＰＲ。「移動販売をきっかけに、プロレスラーを身近に感じてもらえたら」と自ら先陣を切って新たな出会いを開拓している。
（ハコラク ２０２３年７月号掲載）
主な出店場所
函館中心に道南のイベント会場など
ホットサンド ウーノ
☎０７０‐５６００‐３６５８
絶品キッチンカーグルメ⑩／ホットサンド ウーノ
一緒に挟んだマッシュポテトに肉汁の旨み感じるソースが染み込む「デミグラスビーフ」（８００円）は、食感を生かしつつ食べやすい肉のサイズを試行錯誤した自信作。
直火式のホットサンドメーカーを小まめにひっくり返しては中の焼け具合を確認するカツオさん。気温や湿度で焼け方が変わるため、おいしく仕上げるには目視が欠かせないという。
「めんたいチーズ」（６００円）は、明太子のピリッとした辛みが良いアクセントに。５種類用意するホットサンドは、具材に合わせ使用するパンの種類も変えている。
キッチンカーの車内には小さなスピーカーが設置され、「ホットサンド ウーノ」のオリジナルソングを軽快に響かせている。
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