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乙部から公共交通機関で産品輸送実験 13日は新幹線利用

 【乙部】町地域資源利活用推進協議会(田中義人会長)は8日、路線バスなどの公共交通機関を活用して首都圏に乙部の鮮魚などの産品を短時間で届ける実証実験を始めた。この日は、乙部漁港から新函館北斗駅までの動線や輸送した際の品質変化を確認した。
 生産地と消費地を短時間で結ぶ手段の確立で、高鮮度のまま提供可能なエリアが広がり、町産品の販路拡大につなげ、同町の知名度向上効果を検証する。
 同日は、ひやま漁協乙部支所ナマコ協議会(工藤智司会長)が提供したヒラメやアイナメなど4尾、3・5キロが入った発泡スチロール箱1箱を、同協議会が委託した職員が江差病院前バス停まで運搬。函館バスの新函館北斗駅経由函館行きの路線バスに引き渡した。
 新函館北斗駅ではJRグループの関係者がバスから新幹線ホームまでの経路を運搬し、同協議会事務局(町役場総務課地域振興対策室)の小松宏嘉室長ら3人が動線をチェックした。その後、乙部町まで持ち帰り、新幹線が東京に到着予定の午後3時ごろ開梱。同ナマコ協議会の日沼賢澄加工部門長とともに魚体の状態を確認した。
 小松室長によると品質結果は良好で「大きな課題は見つからなかった。多くの人の手に渡り運ばれていくので、行き違いがないよう細かく確認していきたい」と話していた。次回は13日の予定で、北海道新幹線も活用し、東京の飲食店まで輸送する。(入江智一)










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