★帰省ラッシュ本格化(29日) 年末年始をふるさとや行楽地で過ごす人たちの帰省ラッシュが28日、本格化した。来年1月5日まで9連休という人も多く、北海道新幹線や空の便は家族連れやインバウンド客で混雑した。
新函館北斗駅では東京発(下り)「はやぶさ1号」が定刻の午前10時53分に到着すると、大きなスーツケースを引いた帰省客らが続々とホームに降り立ち、あっという間に込み合った。
★年の瀬、買い出しで市場などにぎわう(30日) 年の瀬を迎えた29日、函館市内の市場やスーパーは正月用の食材を買い求める客らでにぎわった。
約40店が軒を連ねる「はこだて自由市場」(新川町)は、開店から1時間後の午前9時ごろから混雑。駐車場入り口付近には車の長い列ができた。中島廉売(中島町)も、鮮度の良い魚や肉、野菜、総菜などを求める客で終日にぎわった。
★正月返上、受験生の特訓(1日) 年明けからスタートする中学、高校受験に向け、道内学習塾大手「北大学力増進会」の正月特訓講座が12月31日、同会美原本部(函館市美原1)などで始まった。小、中学生が志望校合格を目指して、2日までの3日間、受験対策に励む。
市内の中学受験は7日の道教育大附属函館中を皮切りに始まり、道内公立高の受験は3月4日に行われる。
★「福」求め長い列 大型店で初売り盛況(3日) 函館市内の多くの大型小売店は2日に初売りを迎えた。多くの買い物客が開店前から行列を作り、福袋や特売品を買い求めた。一部の家電量販店などは元日から営業し、集客を図った。
丸井今井函館店(函館市本町)は開店前に並んだ客を1階のエスカレーター前まで誘導。午前9時に開店すると、来店客は目当ての売り場へ向かった。テーオーデパート(梁川町)でも、午前10時の開店前から長い列ができ、福袋やセール品を買い求める人でにぎわった。
★神社は初詣で混雑(3日) 令和最初の新年を迎えた1日、函館市は雪が断続的に舞うあいにくの天候となったが、市内の神社や寺には大勢の初詣客が詰めかけ、1年間の家内安全や無病息災などを願った。
同市谷地頭町の函館八幡宮(川見順春宮司)では、荒天の影響で例年より遅めの午前11時ごろから、境内に続く134段の石段に長い列ができた。八幡町の亀田八幡宮(藤山敬廣宮司)も朝早くから参拝客でにぎわった。
★函館八幡宮で勇壮に騎馬参拝(3日) 函館市谷地頭町の函館八幡宮(川見順春宮司)で2日、北海道和種馬(ドサンコ)が境内に続く134段の石段を駆け上がる「騎馬参拝」が行われた。勇壮な姿を見届けた参拝客からは大きな歓声が上がった。
1999年から「函館どさんこファーム」(池田賢治社長)が実施。武者装束を身につけた騎乗者が5頭の馬にまたがり、軽快にひづめの音を響かせて急斜面の石段を登り切った。
★蓴菜沼の氷上ワカサギ釣りスタート(4日) 七飯町の蓴菜(じゅんさい)沼で3日、氷上ワカサギ釣りが始まった。オープンを待ちわびた多くの家族連れが訪れ、冬の風物詩を満喫した。午前中だけで約120人が来場。今年は昨年に比べて一回り大きい8センチ程度のワカサギが釣れるという。