★輸入イカ共同調達支援へ、函館市が検討(7月30日)函館市は、スルメイカの不漁長期化に伴うイカ加工業者への緊急支援策をめぐり、業界団体の輸入イカ共同調達にかかる経費の一部を補助する方向で検討に入った。個々の取引ではなく、組合員企業に満遍なくイカを行き渡らせ、原料を安定確保することにより経営難を回避する狙い。
★函館の戦跡たどるピースマップ完成(30日)函館YWCAピースプランニング委員会は、函館における戦争とのかかわりや出来事を1枚の地図にまとめた「はこだてピースマップ」を制作した。箱館戦争から太平洋戦争、戦後の引き揚げまで、市内でたどることのできる戦争関連の歴史を30項目にまとめた。
★シンポジウムで茂辺地の未来、方向性探る(31日)人口減少、少子高齢化の続く北斗市茂辺地地区の将来を見据えたシンポジウム「茂辺地を考える」が30日、市茂辺地支所で開かれた。観光やまちづくりなどに携わる外部有識者ら6人を招き、地区が目指すべき方向性を探った。
★有効求人倍率1・03倍、6月としては過去最高(31日)函館公共職業安定所がまとめた道南の6月の有効求人倍率は、前年同月比0・03ポイント増の1・03倍で、6月としては過去最高となった。前年同月を上回るのは85カ月連続。
★「縄文」世界遺産推薦またも逃す(8月1日)国の文化審議会は7月31日、2019年に世界文化遺産登録を目指す国内候補として「百舌鳥・古市古墳群」(大阪府)を、国連教育科学文化機関(ユネスコ)に推薦すると決定。函館市の大船、垣ノ島両遺跡を含む4道県の17資産で構成する「北海道・北東北を中心とした縄文遺跡群」は、世界遺産登録に向けた夢が断たれた。
★オーディンフーズが民事再生法申請(1日)宅配ピザ店「テン・フォー」などを運営するオーディンフーズ(函館市柏木町、小池一雄社長)は7月31日、札幌地裁に民事再生法の適用を申請し、保全命令を受けた。
★港まつり開幕(2日)80回目を迎える「開港158周年記念函館港まつり」が1日、函館市内一円で開幕した。初日は大門や十字街のビアガーデンや花火大会があり、大勢の市民でにぎわいを見せた。
★アシアナ航空、4日から函館―仁川チャーター便(2日)韓国の航空会社アシアナ航空は4日から18日までの週2回、函館とソウル(仁川)を結ぶチャーター便を運航する。同区間の運航は、大韓航空が定期便を運休して以来約5年ぶり。
★ワッショイ初日、9800人華やかに(3日) 函館港まつりは2日、メイン行事「ワッショイはこだて」の十字街・松風コースが行われた。市民ら約9800人が色とりどりの衣装で約1・5キロをパレードし、華やかに夏の函館を彩った。
★大間差し止め訴訟で市側、活断層の存在指摘(3日)函館市が国と電源開発を相手取り、大間原発(青森県大間町)の建設差し止めを求めた訴訟の第13回口頭弁論が2日、東京地裁で開かれた。市側の訴訟代理人は、大間原発の敷地や周辺に将来活動する可能性がある断層が存在すると指摘した。
★全国高校総文書道部門で道南の2人が好成績(4日)仙台市で開かれた「第41回全国高校総合文化祭(みやぎ総文)」書道部門に、道代表17人のうち道南から出場した市立函館高校3年の杉之原萌衣さんと松前高校3年の吉田朱伽さんが好成績を収めた。
★渡島の上半期漁業生産高、前年比4割減(4日)渡島総合振興局は、2017年上半期(1~6月)の管内漁業生産高(速報値、八雲町熊石地区を除く)をまとめた。数量は前年比45%減の3万4223トン、金額は40%減の152億8000万円と、いずれも前年を大きく下回った。
★市道脇に手りゅう弾 陸自が回収(5日)4日午前11時半ごろ、函館市中野町74の市道高松新湊線脇の斜面で、手りゅう弾のようなものを見つけたと、草刈り作業をしていた男性が函館中央署に110番通報した。警察などの依頼を受けた陸上自衛隊が午後8時すぎに回収した。
★電源開発が函館駐在事務所開設(5日)青森県大間町に大間原発建設を進めている電源開発(東京)は、函館市若松町に「函館駐在事務所」を開設した。同原発の無期限凍結を求める市は東京地裁で3年以上にわたって係争中で、同社は事務所について「市との連絡調整や、地域の情報収集を担う」と説明。