★道南で記録的豪雨(23日)低気圧から伸びた前線が通過したことに伴い、道南地方は22日未明から明け方にかけて、各地で雷を伴う激しい雨となった。森町や今金町では1時間降水量の観測史上最大値を更新。八雲町旭丘では、JR函館線の線路上に大量の土砂が流入し、函館と札幌を結ぶ特急が終日運休した。函館を中心に住宅の停電や浸水被害も相次いだが、この雨に伴うけが人はなかった。
★「黒船」にぎやかに開幕(23日)道南最大級の野外フェス「道南黒船函館2017」(函館黒船地域活性化協議会主催)が22日、函館港緑の島(大町)で始まった。多彩な催しが繰り広げられ、家族連れなど約7000人の来場者でにぎわった。
★辻沙絵選手が世界パラ陸上400メートルで銅メダル(24日)世界パラ陸上選手権大会ロンドン2017は最終日の23日、女子400メートル(T47=切断など)決勝(日本時間同日午後7時半)を行い、函館出身の辻沙絵選手(日体大、22)は1分0秒67で3位に入賞した。昨年のリオデジャネイロパラリンピックの400メートルに続く銅メダル獲得を果たした。
★厚沢部の巨大コロッケこんがりと(24日)厚沢部町の特産メークインをアピールしようと、恒例の巨大コロッケ作りが23日、町役場前駐車場で行われた。直径2メートルの巨大コロッケがキツネ色にカラッと揚がり、制作を見守った多くの観客から歓声が上がった。
★道南農試で試験水稲の稲刈り(25日)道総研道南農試(北斗市本町)の水稲世代促進温室で24日、品種改良中の試験水稲の収穫作業が行われた。職員ら約10人が黄金色に輝く稲穂を刈り取り、次々と干していった。世代を早めながら新たなコメの品種を生み出そうと、2001年から毎年取り組んでいる。年に2回収穫しており、今回が今年の1回目となる。
★イカ不漁長期化受け緊急支援策を検討(26日)道南スルメイカの不漁で市内のイカ加工業者が打撃を受けている問題について、函館市の工藤寿樹市長は25日の定例会見で、9月1日招集予定の市議会9月定例会で緊急支援策を補正する方針を明らかにした。
★夏の風物詩、花電車運行開始(26日)開港158周年記念函館港まつり(8月1~5日)を前に、函館市企業局交通部は25日、花電車の運行を開始した。電飾が施された華やかな車両が函館のまちを走行し、夏の一大イベントを盛り上げている。
★WBFリゾートが若松町にホテル建設へ(27日)道内でホテル事業などを手掛けるWBFリゾート(札幌)が、函館市若松町でホテルの建設を計画していることが26日、分かった。温泉付きの宿泊施設で、客室は約300室を想定。条件が整えば2018年にも着工し、20年までの開業を目指す。
★入舟海水浴場海開き(28日)函館市が開設する入舟町前浜海水浴場が27日、今季の遊泳を解禁した。この日の水温は20度ほどとやや冷ためだったが、引き潮の時間帯には親子連れらが岩場でカニなど海の生き物探しを楽しむ姿がみられた。
★ヒアリ対策で函館港のひび割れ補修(29日)函館開発建設部は28日、南米原産で強い毒を持つ「ヒアリ」の侵入・定着を防ごうと、函館港港町ふ頭コンテナヤード(CY)で舗装のひび割れをふさぐ緊急対策工事に着手した。港町ふ頭CYは、民間の係留施設を除くと函館港で唯一、海外からのコンテナが集積保管される場所となっており、中国、韓国から国内の港を経由したコンテナが集まる。
★札幌国際観光がセンチュリーマリーナホテルの地鎮祭(29日)札幌国際観光(札幌、桶川昌幸社長)が2019年4月のオープンを目指し函館市大手町に建設する「函館センチュリーマリーナホテル(仮称)」の地鎮祭が28日、同所で行われた。桶川社長ら関係者約20人が出席し、工事の安全を願った。同ホテルは札幌と釧路、利尻町に続く同社4棟目のホテルで、地上15階建て客室286室の計画。