【森】町は今年度からの新規事業として、町内の自然や観光スポットを紹介するインターネットサイト「もりまちロケーションマッチ」を立ち上げた。サイトを通じて、交流人口増加やCM・映画などの映像撮影の誘致を図る。(北川隼夢)
岡嶋康輔町長が昨年10月の町長選で、森町ファン増加のために公約として掲げていた事業の一つ。サイトの運営は、町内で撮影やWEBサイトの作成などを行っている「リッチウエル」(井上英敏代表)と連携する。
現在サイトでは、有名観光地から穴場スポットまで30カ所以上を紹介。カテゴリーを▽自然・景観▽公園・レジャー施設▽史跡▽企業・施設▽グルメ▽イベント―と大きく6つに分類し、概要文とともに写真や動画を複数掲載することで魅力をPRしている。
CMや映画などの撮影を希望する場合は、問い合わせフォームから申請が可能。町は撮影手続きやロケに必要な宿泊施設の手配、飲食店の紹介などをサポートする。
町商工労働観光課は「サイトを通じて森町の魅力が伝わればと思っている。新型コロナウイルス収束後に旅行や撮影で足を運んでくれる人が増えたらうれしい」と期待を寄せる。
町は今後もサイトの拡充を進めていくが、町民からも募集し、地元の人にしか知られていない絶景スポットなども紹介していく予定。同課は「登録申し込みフォームから情報提供をお願いしたい」と呼び掛けている。
サイトは(https://moriーlocationmatch.net/)へ。