イルミネーションイベント「はこだて光の万華鏡」(はこだて冬フェスティバル実行委主催)の基坂会場が20日に始まった。斜面の両側の歩道を柔らかく照らす光と心地よい音楽の共演で、冬の西部地区を彩る。
同会場では今月4日に開幕予定だったが、昨年12月下旬の強風による足場の倒壊で開始日が延期されていた。一部の内容を変更し、風の影響を受けづらい安全対策を施して実施した。
歩道(100メートル)には、赤、緑、青の各色が織りなす色の変化が楽しめるLED照明約60基が設置され、足元や木々を照らしている。演出を手掛けたネイキッド(本社・東京)の田中日奈子さんは「雪と光と音楽の共演を函館らしさあふれる西部地区で楽しんでほしい。2月10日から始まる元町公園会場もお楽しみに」と話している。
期間は3月31日までで、時間は午後5時から同10時まで。(小杉貴洋)