【七飯】1月中旬から降雪が続き白銀の世界に様変わりした大沼国定公園で、大沼湖氷上アクティビティが始まった。スノーモービルやそりに乗っての島巡り、ワカサギ釣りなど、冬ならではの体験イベントが盛りだくさんだ。
アクティビティを提供する大沼合同遊船(小泉真社長)によると、今シーズンは暖かい日が続いたことで営業開始日は1月30日となり、2007年の1月20日を上回り、これまでで最も遅くなったという。
同31日は氷の厚さが約35センチとなり、氷上島巡りそりツアーや、ワカサギ釣りに大勢の観光客が押し寄せた。同社は「外国人観光客からはワカサギ釣りの人気が非常に高く、続々と利用している」とうれしい悲鳴をあげる。
また、公園広場では6、7の両日開かれる「第50回大沼函館雪と氷の祭典」(実行委主催)に向けた準備が急ピッチで進められており、雪像制作の様子などを楽しむこともできる。
アクティビティの営業時間は午前8時半から午後4時半。ただし悪天候の場合は休業。営業期間は3月初旬までを見込んでいる。小泉社長は「ぜひ足を運び、冬の大沼を楽しんでほしい」と来場を呼び掛けている。詳細は同社ホームページ(http://www.onuma-park.com/)でも確認できる。問い合わせは同社「アイスパーク・スノーマン」(TEL0138・67・2229)へ。(野口賢清)