【東京】全国各地のご当地食材を丼にした「全国ご当地どんぶり選手権」の結果発表が17日、東京ドームで行われ、初出場した函館朝市漁(いさ)り火がごめ丼が4位に入賞し、来年の同選手権のシード丼の権利を獲得した。
今月8日から17日まで同会場で開かれた、地方の食、祭り、伝統芸能が一堂に集まる「ふるさと祭り東京」(実行委員会主催)のメーンイベント。7回目の今回は予選を勝ち抜いた、がごめ丼など全国11の丼と過去の大会で上位に入った4つのシード丼が登場した。1杯500円の丼を食べた来場者が、気に入った丼にコインを投じ、順位を競った。
がごめ丼は、道南産のふっくりんこを使ったホタテの炊き込みご飯の上に、がごめ昆布、イカ、ウニ、ホタテ、イクラをふんだんに載せた品。函館朝市協同組合連合会の井上敏廣理事長は「初出場で入賞は上々の出来だ。10日間の期間中は大変だったが、大勢の人が食べてくれ、手応えがあった」と笑顔で振り返った。
八戸銀サバトロづけ丼(青森)が優勝、2位は志布志発かごしま黒豚三昧(鹿児島)、3位は十勝牛とろ丼(十勝管内清水町)だった。