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介護コラム/函館介護支援研究所 介護の相談 丸山事務所 管理者、介護支援専門員 丸山崇さん

 施設から在宅介護へ戻る機会はあります

 このお話は、主に介護を担われるご家族に向けてのものです。多くの方が、介護が必要になっても、できるだけ住み慣れた自分の家で生活したいとお考えになりますし、介護をされるご家族も、その思いをかなえたいと考える方が大半だと思います。しかし、さまざまな理由で介護施設などに住まいを変えざるを得ない場合も多くあります。その際に「施設に入ってしまったら、もう自宅に戻ることはできないんだ」と在宅介護を諦めてしまうご家族が多くみられますが、これは正しくありません。論理的には「いつでも在宅介護に戻ることができる」というのが正しいです。
 以前は「終の棲家」と言われた特別養護老人ホームも今では施設を退所し、在宅復帰支援機能を持ち合わせるようになっています。具体的に介護施設を出て、在宅での介護に切り替えるパターンは大きく2つです。一つ目は認知症が主な原因で要介護状態になられ、認知症の進行に伴う介護の手間の増大により施設に入居せざるを得なかったケースです。認知症の進行に比例して介護の手間は増えますが、認知症の進行により「寝たきり」の状態になると介護の手間が大幅に減り在宅介護を再開する機会が生まれます。二つ目は認知症以外の原因で要介護状態になった場合です。個々のケースによって在宅介護再開の機会はまちまちであると言えますが、共通するのはいわゆる「終末期」において「最期は自宅で看取りたい」といった場合に施設を退去する機会が生まれることです。
 大雑把に2つのケースに分けて解説しましたが、そのほかにも工夫や環境によって施設から在宅へ戻ることが可能な場合があります。必ずしも「施設に入る」=「在宅での介護の終了」ではないということをご理解していただければ、介護についての考え方に幅ができると思います。
(ハコラク 2019年9月号掲載)


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