全ての市民が来たくなる
発見と感動がある交流の場に
国内最大級サイズの高精細LEDディスプレイで、体の動きと連動するゲームや迫力ある映像を楽しめる「メディアウォール」をはじめ、先端技術を駆使したコンテンツを体験できる「はこだてみらい館」。昨年6月、館長に就任した柴嶺亮さんは、俳優として東京で活動後、大手企業で店舗の運営や接客、店長の管理などを経験。「分野は違っても人に喜ばれるマネジメントをするのは同じ。ここは素晴らしい機材があるので、来れば必ず感動してもらえる」と、施設の魅力周知に努める。
ドローンで撮影した函館山の風景や五稜郭公園の四季の変化を全方位見渡せる「360Studio」、自分で色を塗った生物がモニター内で泳ぎだす「デジタル水槽」など、子供に同伴した大人が、夢中になって遊んでいることも多い。「まず知ってもらうこと」と、スタッフの強みを生かせる協力体制を築き、平日は館内にコワーキングスペースを設け、「#オトナみらい館」と題したイベントを開催するなど、学生や大人も利用しやすいよう取り組む。「駅前を眺めながらお茶を飲めるスペースもあるので、一人でも気軽に立ち寄ってほしい。全ての市民が来たくなる場所にできたら」と、人が集まり街の活性化につながる施設を目指している。
(ハコラク 2024年2月号掲載)
はこだてみらい館
函館市若松町20‐1 キラリス函館3F
☎0138‐26‐6000
10:00~20:00
(入館は19:30まで)
第2水曜定休(1・8月は第4水曜定休)
入館料/300円、未就学児無料
提携P2時間無料