いにしえ街道のパン店が11年目に移転
毎日食べたくなる味をさらに磨く
いにしえ街道で2010年から営業する「ぱんやベッキー」が、同じ通り沿いにあった自転車店を改装し移転オープンした。一面ガラス張りの新店舗は、外からも店内や厨房の様子が垣間見える開放的な雰囲気。以前より広く明るくなった空間は商品を手に取りやすいと常連客からも好評で、午前中にパンが売り切れる日があるほど、早くも人気を集めている。
札幌の名店で修業した藤元純店主は、北海道産「春よ恋」をはじめ、8種類ほどの小麦粉をパンに合わせてブレンド。八雲町松永農場の平飼い卵「庭咲卵 遊楽卵」や道産生乳100%の無塩バターなどこだわりの素材から、〝毎日食べても飽きない体に優しいパン〟をテーマに約40種類のパンを焼き上げる。素材の味を引き出す調理を大切に、クロワッサンなどの定番商品は季節ごとに生地の製法を変え、細やかに味を追求。「冷蔵ケースも導入したので、サンドイッチに力を入れたり、これまでに無い新メニューも考えたい。より一層地元に根差した店にしていけたら」と、さらなる味の向上を目指して厨房に立っている。
(ハコラク 2021年8月号掲載)
ぱんや Becky
江差町姥神町56‐1
☎0139‐56‐1115
8:00~15:30
※無くなり次第終了
火、第1・3月曜定休
近隣に共有P有り
キャッシュレス決済利用可