手間暇掛けて工夫を凝らし肉の旨味を溶け込ませたソース
大沼国定公園の程近くに店を構える「居酒屋こぶし」は2002年にオープン。手作りの味にこだわったメニューの数々は地域の人たちに広く愛されている。「はこだて大沼牛」は客として訪れていた小澤牧場グループの小澤嘉徳会長に勧められ、2006年頃から使った料理を提供するようになったという。仕入れた塊肉を真空状態で冷蔵庫に寝かせて熟成させるなど「おいしい素材に一工夫加えています」と伊場隆店主。「大沼牛のビーフシチュー」(単品1100円)は、時間を掛けてコトコト煮込んで仕上げる肉の旨味がたっぷりと詰まった一皿。口当たりも滑らかなソースにサイコロ状のロースと肩ロースの程良い弾力も楽しく、ファンが多いのも納得の味わいだ。
(ハコラク 2019年9月号掲載)
居酒屋 こぶし
七飯町大沼町314‐1
☎0138‐67‐2515
11:00~14:00(13:30L.O)
17:00~22:00
火曜定休
喫煙可
P有り