ユッケジャンらあめん
札幌市で創業し約20年、行列のできる人気店として知られる「らあめん新」。道内４店舗目となる「函館店」は、本店のオーナーが函館出身だった縁から出店が実現。豚、鶏、魚介、野菜など10種類の具材から取る清湯スープをベースに、７種類のみそをブレンドする王道の「味噌らあめん」をはじめ、定番のしょう油、塩ラーメンのほか、辛さを選べる冷麺やエビ８尾が乗る採算度外視のチャーハンなど、札幌と変わらぬ味を提供している。
看板メニューは、真っ赤なスープが目にも鮮やかな「ユッケジャンらあめん」。本場・韓国で学んだユッケジャンを独自にアレンジしたオリジナルメニューで、スープになじむよう試行錯誤したという専用のストレート麺を持ち上げると、トウガラシやスパイスが絡み、ニンニクの香りに食欲をそそられる。いかにも辛そうな見た目だが、一口すすってまず感じるのはスープの旨み。ガツンとくる辛さの中にもコクがあり、食べ進むほどタマネギやニラなどの炒め野菜の甘みが加わるので、最後まで辛さと旨さをバランス良く楽しめる。辛味が苦手な人にも挑戦してほしい一杯だ。
（ハコラク ２０２４年８月号掲載）
らあめん 新 函館店
函館市亀田本町６５‐２４
☎０１３８‐７６‐１８９６
１１：００～２１：００
（７～９月は２２：００まで）
※各３０分前Ｌ.Ｏ
無休 禁煙
Ｐ有り
夏に食べたい 辛旨料理⑤／らあめん 新 函館店
「ユッケジャンらあめん」（９９０円）は、ネギ、モヤシ、タマネギ、ニラ、ゼンマイを食感が残るようニンニク油で炒めてあり、野菜をたっぷり味わえるのも嬉しい。＋１００円で韓国の調味料・タテギを使う辛味ペーストで激辛に変更できる。
「ユッケジャンらあめん」の味の秘訣は、特注みそや韓国産トウガラシなどを混ぜ、独自の味に仕上げた特製ペースト。
カウンター５席とテーブル席のほか、ゆったり座れる小上がり席があり、家族連れやグループでも利用しやすい。平日ランチは小ライスが無料。
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