“北海道の旬”を目の前で焼くワンランク上のいろり料理を
ベイエリアのラグジュアリーホテル「センチュリーマリーナ函館」の新棟で、今年8月にオープンした炭火焼きレストランは、大きな窓に面した開放的なカウンター席やテーブル席、周りを気にせずくつろげる完全個室まで、各席の専用いろりで伝統的な和食ベースのコース料理を提供。食材の特徴や適切な焼き加減を知る専門スタッフが、北海道の旬の味覚を目の前で焼き上げ、炭火ならではの風味や香りを洗練された空間とこだわりの器で楽しませてくれる。
マスの笹寿司やブリの南蛮漬けなど前菜4品に始まり、カニの葛あん茶碗蒸しや揚げたての野菜のかき揚げを味わったら、いろりを彩る本日の魚介がお出まし。道産のボタンエビ、ツブ貝に、この日は噴火湾産のホッキ貝が用意され、担当のスタッフが自家製の割りしょう油で味付けしつつ火加減を調整し、料理の解説を交えながら器に盛り付けてくれる。土鍋用ワゴンで運ばれてくる信楽焼・雲井窯に特注する土鍋の炊き込みご飯は、ふたを外した瞬間立ち上る湯気までごちそう。デザートに小さな炉で串団子を自分で焼いて味わえば、思い出深いひとときを体験できる。
(ハコラク 2026年1月号掲載)
海鮮炉端 北乃路
函館市大手町22‐13
センチュリーマリーナ函館2F 炭火レストラン
☎0138‐85‐6972(レストラン専用)
17:00~21:30(19:30最終入店)
無休 禁煙 P有り



