コンビニエンスストア最大手のセブン―イレブン・ジャパン(東京)は19日から、函館市や北斗市、七飯町など道南エリア約90店で函館地区限定のスイーツ「もっちりサンド」を期間限定で発売する。
同社では北海道新幹線開業を契機に、5年ほど前から函館地区のオーナーの意見を取り入れながら、土産としても選んでもらえるような、函館の地域色を打ち出した商品の開発に取り組んでいる。もっちりサンドについても試食を重ねながら函館地区のオーナーの意見を交えつつ形にした。
商品の特徴として、ホイップクリームには函館牛乳を使用している。生地はもっちりとした食感を生み出すため、どら焼きの食感を参考に開発。この食感を生み出すのが一番苦労したという。黄身まで白いタマゴ「ピュアホワイト」を使用し見た目は白くシンプルにまとめ、上品な甘さともっちりとした食感が楽しめる。「見た目からは想像できないもっちり感にびっくりしてほしい」と同社函館地区ディストリクトマネジャーの木下隆元さん。
価格は1個税込み194円。セブン―イレブン函館時任町店の磯西誠宏オーナーは「商品名には『もっ』とステキな日々を思い、『ち』かくて便利なセブンイレブンで、『り』ラックスタイムをもっと笑顔に。との思いを込めた。新型コロナウイルスの影響が続いているが、このスイーツを食べどうか笑顔になってほしい」と呼びかけている。(野口賢清)