日本車いすラグビー連盟は1日、「2024パリパラリンピック競技大会」日本代表推薦選手12人を発表し、函館出身の池崎大輔(三菱商事)が選ばれた。池崎のパラリンピック出場は、2012年ロンドン、16年のリオデジャネイロ、21年の東京に続き4大会連続。正式発表は日本パラリンピック委員会が行う。
池崎は函館で生まれ、6歳の時、手足の筋力が徐々に低下するシャルコー・マリー・トゥース病と診断された。函館養護学校を卒業後、岩見沢高等養護学校在学時に車いすバスケットボールを始めた。20代後半の時は車いすチームのハダーズ函館元町ライオンズWBCに加入。08年に車いすラグビーに転向した。
日本代表ではエースとして活躍し、リオ、東京パラ大会では銅メダル獲得に貢献。18年の世界選手権では初優勝し、池崎は最優秀選手に選ばれた。