★多機能水中カメラを開発(4日) 環境コンサルティング会社「エコニクス」(札幌)は、海洋モニタリングセンサーを備えた多機能水中カメラを開発した。同社マリンラボ(函館市国際水産・海洋総合研究センター内、筒井浩之所長)の研究成果で、リアルタイムで海中の映像を視聴できる安価なシステム。水産分野に有用な技術として期待される。
★サケ捕まえた!茂辺地でまつり盛況(4日) 茂辺地さけまつりが3日、北斗市内の茂辺地川下流特設会場で開かれた。サケ漁のシーズンの恒例行事で、今回で37回目。サケのつかみ取りは子どもや大人が特設プールに放されたサケ約200匹の捕獲に挑戦。魚体をくねらせて抵抗するサケに悪戦苦闘しながらも生きの良い1匹を手に入れていた。
★アンテナショップ(東京)2号店順調な滑り出し(5日) 函館市が東京都世田谷区のコンビニエンスストア内に新設したアンテナショップ「函館もってきました。」の2号店が順調な滑り出しをみせている。市は年末年始に向けて品ぞろえを強化し、周辺住民の需要をさらに取り込みたい考えだ。
★はこだて検定に233人が挑戦(5日) 第13回函館歴史文化観光検定(はこだて検定)が4日、北大水産学部で行われた。初級、上級に計233人が参加。歴史、文化、風土などあらゆる函館に関する知識を問う試験に挑戦した。合格者の受験番号は22日に同会議所のホームページで公表し、12月4日に全受験者に結果を発送する。
★胆振東部地震2カ月 観光回復足取り確か(6日) 胆振東部地震の発生から2カ月。一時大きく落ち込んだ観光客数は復調の足取りが確かで、10月の観光施設利用客は前年同月比で8割以上まで持ち直した。道内を訪れる観光客の宿泊費などを最大7割補助する「北海道ふっこう割」の販売も回復の背中を押している。
★函館市、函館駅観光案内所に非常用電源設置検討(6日) 函館市は、JR函館駅構内の観光案内所に非常用電源装置を整備する検討に乗り出した。胆振東部地震に伴う大規模停電で、訪れた観光客に十分な案内業務が継続できなかった教訓を踏まえ、災害時の情報伝達手段を確保する。
★函館市、避難所備蓄品の見直し検討。災害への備え強化(7日) 函館市は、避難所の運用や備蓄品について見直しの検討に入った。大規模停電に見舞われた胆振東部地震を教訓に照明の配置や、冬の災害に備えた防寒用品の追加などを視野に入れ、必要に応じて来年度予算に物品購入費の計上を検討する。
★「ふっくりんこ」デビュー15周年で特別包装(7日) 道南産ブランド米「ふっくりんこ」のデビュー15周年を記念し、包装に特別なデザインを施した5キロ米の販売が6日、JA新はこだて直売所のあぐりへい屋で始まった。約1500袋の限定販売で、なくなり次第終了。
★日ハム、来季の函館開催見送り(8日) 2019年のパ・リーグ公式戦日程が発表され、これまで函館市のオーシャンスタジアムで年に1試合開催していた北海道日本ハムファイターズ戦は来季、実施されない。同球場のグラウンド環境が悪く、選手のプレーに支障が出ると判断した球団側が開催を見送った。ファンからは落胆の声が上がっている。
★“函館銀座”宝来町のスナック喫茶「ミス潤」11月末閉店へ(8日) 函館市宝来町22の老舗、スナック喫茶「ミス潤」が11月末で創業86年の歴史に幕を下ろす。川上昌さん(79)と妻の光枝さん(78)が店を継いで既に半世紀。昭和の薫りが残る函館銀座と呼ばれた一角の灯りがまもなく街に別れを告げる。
★函館市、都市景観賞見直しへ(9日) 函館市は、周囲の街並みや雰囲気に調和した建築物などを表彰する「市都市景観賞」を見直す。屋外広告物などを含めて対象物件を拡大し、4部門を創設するほか、受賞物件の選定に市民を巻き込んだ一般投票を導入。年度内に改定案をとりまとめ、来年度から新たな基準で選考する。
★函館公園に新しい仲間旭山動物園からインドクジャクなど32羽(9日) 函館公園の動物施設にこのほど、旭川市の旭山動物園から譲渡されたインドクジャクなど、鳥類4種計32羽が加わった。クジャクは雄、雌各4羽で、飼育ケージがにぎやかになり、来園者を楽しませている。
★大野農高水稲班がコメでJGAP取得(10日) 大野農業高校は、コメの栽培で、安全性の確保や環境保全への配慮など適切に管理されている農場を認証する「JGAP(ジェイギャップ)」を取得。模擬審査を受けながらJGAPの利点やリスク評価の考え方などを習得した。
★中古リコーダーをフィリピンへ(10日) フィリピン・パラワン島北部にあるエルニド村の小学校に中古のリコーダーを届けようと、函館市内の企業経営者が「エルニドリコーダープロジェクト」を立ち上げた。市教委の理解を得て、市内全中学校に回収箱を設置。現地の子どもたちの音楽教育に役立ててもらう。