★登山解禁、事故防止啓発(2日) 駒ケ岳(1131メートル)の登山が1日、解禁された。森町赤井川登山道から標高900メートル地点の「馬の背」まで登ることができる。登山解禁を心待ちにした多くの登山客が訪れた。
★道南グルメ求め盛況(2日) 道南うみ街信用金庫(本店・江差町、田原栄輝理事長)主催の食のイベント「ごちそうサマーフェス」が1日、函館アリーナで始まった。道南の食関連事業者など約100社のブースが並び、初日は各社自慢のグルメを求める市民約9000人が来場し、にぎわいを見せた。
★「市民の声」680件(3日) 函館市が受け付けた2023年度の「市民の声」は、前年度比143件増の680件となった。大泉潤市長の目玉政策の北海道新幹線の函館駅乗り入れや、バスの運転手を確保できず中止となった小学校のプール授業、学校へのクーラー設置に関する意見が多かった。
★遭難やクマに注意を(3日) 山菜採りの遭難やヒグマの事故が相次いでいることを受け、渡島総合振興局は2日、函館市の恵山火口原駐車場で、登山客らに啓発活動を行った。
★前年度比158件増、新規判明数479件(4日) 道南での2023年度の廃棄物の不法投棄・焼却の新規判明件数は479件に上ったことが分かった。前年度比158件増で、主に渡島管内の市町で増加。道や市町は連携し普及啓発や監視体制の強化を進め、件数の減少に取り組む考えだ。
★南茅部高27年度募集停止へ(5日) 道教委は4日、2025~27年度の公立高校の配置計画案を公表した。渡島管内は南茅部高を27年度に募集停止し、29年3月末に閉校する方針を明らかにした。
★函館5月高温14度(5日) 気象庁は、全国の5月と春(3~5月)の天候状況をを公表した。5月の北日本は中旬を中心に暖かい空気が流れ込みやすかった影響で気温が高くなり、函館の月平均気温は14・0度(平年12・3度)、江差は同13・4度(同11・3度)でともにかなり高く、5月として過去3番目タイの高さだった。春の平均気温は、函館は8・7度(平年7・2度)で過去2番目タイの高さで、江差も8・7度(同7・6度)だった。
★道南スルメイカ初水揚げ(6日) 今季の道南スルメイカ漁が始まり、函館市の函館漁港で5日、初水揚げがあった。市水産物地方卸売市場で初競りにかけられたいけすイカは昨年(860キロ)を大幅に下回る113キロに激減。1隻あたりの漁獲数量は過去最低クラスの厳しい出だしとなった。最高価格1キロ8000円(昨年1キロ3800円)は、ご祝儀相場と数量の大幅減で例年以上の高値が付いた。
★今夏めどに市民説明会(6日) 函館市議会第2回定例会は5日、予算特別委員会の総務、経済建設、民生の各分科会で質疑を行った。北海道新幹線の函館駅乗り入れを目指している市は、今夏をめどに1回、市内で市民説明会を開く方針を明らかにした。3月末に公表した調査結果の概要や、検討状況について大泉潤市長自ら報告するとともに、新幹線やまちづくりに造詣の深い有識者を招き講演やパネル討論を行う。
★色鮮やかカーネーション(7日) 全道トップの生産量を誇る七飯産カーネーションの出荷が、JA新はこだて七飯営農センターの施設でスタートした。ピンクや赤、黄色など色とりどりのカーネーションをパート従業員約40人が選別、箱詰め作業に励んでいる。11月末まで。
★地元ゆかり選手、バンク疾走(7日) 大阪・関西万博協賛競輪函館競輪「ミリオンナイトカップ」(GⅢナイター)が6日、市営函館競輪場(金堀町)で開幕した。競輪場で今季2度目のグレードレースで、S級、L級(ガールズ)の選手が9日まで熱戦を展開する。
★開進橋、解体完了前最後の見学会(8日) 函館市は7日、湯川町2と日吉町1にまたがる旧戸井線のコンクリート製3連アーチ橋「開進橋」(市道)について、解体完了前最後の見学会を現地で開いた。都市計画道路日吉中央線の整備に伴い、現在の道路構造の技術基準を満たさず、車両同士の対面通行ができない幅員と老朽化のため今年度に解体する。歴史的価値のある土木遺産を見納めようと、約50人が参加した。