冬の函館の夜空を彩る「はこだて冬花火」(実行委主催)が4日、始まった。緑の島から次々と打ち上げられる大小さまざまな色鮮やかな花火に、市民や観光客からは歓声が上がっていた。
2015年に実行委を組織し「はこだて冬フェスティバル」の一環として毎年実施。昨年は新型コロナウイルスの感染拡大の影響に伴い中止となり、2年ぶりの開催となった。
緑の島に近く絶好の観覧場所となるベイエリア周辺には、打ち上げ10分位前から続々と観客が集まり、花火が始まるとスマートフォンで動画撮影する姿も見られた。
家族4人で訪れた函館港小4年の南誠貴くん(9)は「寒かったけど冬の花火はとってもきれいだった。特に大きな花火は迫力があって面白かった」と笑顔を見せていた。
冬花火は2月の毎週土曜日、午後8時から約10分程度打ち上げられる。(小川俊之)