【厚沢部】厚沢部特産のジャガイモ、メークインをPRする巨大コロッケ作りが22日、町役場前駐車場で行われた。直径2・1メートルの巨大コロッケが揚がると、観客から盛大な拍手が送られ、集まった約1000人に無料で振る舞われた。
21、22両日開催の「第15回あっさぶふるさと夏まつり」(実行委主催)の目玉イベント。材料は厚沢部産メークイン250キロとタマネギ、ひき肉などを使い、厚沢部商工会青年部(渋田潤介部長)などが協力して会場で成形した。
コロッケはクレーンでつり上げられ、来場者のカウントダウンの後、200度に熱した油の入った特製鍋の中へ。5分ほどで表面がキツネ色にカラッと揚がり、出来たてのコロッケを求めて長蛇の列ができた。八雲小学校(八雲町)4年の水野凛さん(9)は「サクサクな衣とイモのしっとりとしたところがおいしい。また食べたい」と元気よく頬張っていた。
夏まつりではこのほか、キャラクターショーやビンゴ大会も行われ大にぎわいだった。(蝦名達也)