【森】「もりまち桜まつり」が開かれる森町青葉ケ丘公園で5、6の両日午後6時から、本格的な厨房を搭載した日本初のバス「クルーズキッチン」のシェフによるフランス料理のディナーが振る舞われる。森町の食材を使ったフルコースを、夜桜を鑑賞しながら堪能できる。
クルーズキッチンは、札幌観光バスから独立した旅行企画会社「クールスター」が昨年8月に運行開始。〝旅するキッチン〟と銘打ち、車内に飲食スペースを設けず、各地域の景観に溶け込みながらオリジナルの料理を味わえるのが特長だ。
噴火湾産ホタテやボタンエビ、「ひこま豚」、カボチャなど森町の特産品を存分に使ったメニュー7品を提供予定。札幌・すすきのの「ビストロ ポワル」のオーナーシェフ、早貸大吾さんが腕を振るう。
クルーズキッチンは道南初のお目見えとなり、森観光協会は「サクラに囲まれながら、至福のひとときを過ごしてほしい」とPRする。このほか、数量限定の3種類のランチ(各日午前11時から)も提供する。
定員40人。一人8000円(現地支払い)。雨天決行。前日までに要予約。申し込み、問い合わせは同協会(5月2日までは01374・7・1286、3~6日は01374・2・2000)へ。(稲船優香)