【北斗】北斗市内にあるサクラの名所をライトアップして花見を楽しむ「北斗桜回廊」が26日に始まった。「法亀寺のしだれ桜」(向野)と「大野川沿いの桜並木」(本町)、「松前藩戸切地陣屋跡の桜並木」(野崎)の3カ所をライトアップし、初日は近隣住民らが夜桜見物を楽しんだ。5月11日まで。
「清川千本桜」(清川)も含めた4カ所を桜回廊の周遊ルートとし、昨年より3日早く開幕した。
このうち、法亀寺のしだれ桜は、一部つぼみが目立ちまだ見頃とは言えないが、辺りが暗くなると、ライトアップされたしだれ桜が幻想的な雰囲気を醸し出し、見物客もスマートフォンやカメラで撮影していた。函館市から訪れた大橋可那さん(34)と秋山祐香さん(32)は「きれいで見応えがあります。満開になったらインスタ映えしますね」と話していた。
市観光協会によると、各スポットとも見頃は30日以降になりそう。法亀寺の会場では周遊用に自転車のレンタル(4時間500円)を用意しており、同陣屋跡ではバーベキューセット(500円)を貸し出している。3カ所の点灯時間は午後6時半~9時。(鈴木 潤)