鹿部温泉観光協会、「松前神楽鑑賞会」を新たな体験プログラムに

 【鹿部】鹿部温泉観光協会(吉英樹会長)が展開する体験観光プログラムに今春、「松前神楽鑑賞会」が加わる。松前神楽が国の重要無形民俗文化財に指定されたことを受け、外国人観光客を中心に、道南に伝わる松前神楽の価値や歴史に触れてもらう。
 体験観光プログラムは「浜のかあさん地元料理体験」「手ぶら漁港釣り体験」など10種類あり、料理体験には年間300人以上が参加する人気プログラムに成長している。
 11日には鹿部稲荷神社で時間配分などの最終チェックを兼ね、町民や近隣ホテルの関係者らを招いた鑑賞会を実施。神事の後、同神社の濱村公彦宮司が神社や松前神楽の由緒について説明し、保存会が国指定に向けて要望に奔走したことや松前神楽が33座(演目)で構成されていることを紹介した。
 鑑賞会では濱村宮司のほか、北斗や森などから松前神楽の伝承、普及に励んでいる神職が集まり、二羽散米(にわさご)舞や神遊舞、獅子舞など5演目を奉納。笛や太鼓の音が響く厳かな雰囲気の中、参加者は演舞に見入っていた。このほか、神主の装束を着付ける「コスプレ」体験も行われた。
 町のALT(外国語指導助手)、ポール・ショーさん(23)は「初めて神社で神楽を見たがパワフル。日本の伝統文化を感じられ、外国人観光客は絶対に喜ぶ」と笑顔。町観光商工課は「ターゲットは海外の富裕層。旅行会社を通じてPRしていきたい」としている。(稲船優香)

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