【七飯】大沼の冬の体験観光やグルメを堪能する「冬の大沼満喫プラン」の販売が始まった。さまざまなコースを散策するスノーシューとランチをセットにしているほか、氷上ワカサギ釣りなどをお得に楽しめるチケットプランを用意。実施期間は2月28日まで。
大沼公園周辺の飲食店などでつくる大沼体験観光づくり実行委の主催。冬の大沼での滞在時間を増やしてもらおうと、毎年この時期にプランを販売している。今回は期間が例年よりも長く、曜日の限定もなくした。
目玉はスノーシューとランチをセットにしたプラン。中でも「本格プラン」では、イクサンダー大沼カヌーハウスのベテランガイドによる日暮山(303メートル)散策とカントリーキッチン「WALD」の限定ランチをセットにした5000円コース。大沼地区のバックカントリーである台場山(349メートル)を同ガイドと巡り、山中で昼食を取る8000円コースが新たに登場。所要時間は5000円コースが2時間、8000円コースは5時間ほど。
「お手軽プラン」では、4000円の大沼湖上散策とランチセット、5000円の小沼散策と温泉入浴、ランチセットの2種類を用意。いすれも所要時間は約2時間で、ネイチャーガイドとともに手軽に体験とグルメを楽しめるのが特徴だ。
セットプランは事前予約が必要だが、チケットプランは当日購入が可能。ワカサギ釣りや氷上スノーモービルなどを通常より安値で体験できるほか、対象飲食店でドリンクサービスなどの特典がある(それぞれチケットの必要枚数は異なる)。チケットは5枚つづり2500円で、大沼国際交流プラザ(大沼町85)で取り扱う。同実行委事務局は「冬の大沼の景色や体験の素晴らしさを知ってほしい」と参加を呼び掛ける。
セットプランは3日前までに特設ウェブサイト(http://onumakouen‐plan.jimdo.com)から予約する。問い合わせは同プラザ(0138・67・2170)へ。(蝦名達也)