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新幹線で乗客救助訓練 大地震で脱線事故想定

 【北斗】3月26日の北海道新幹線開業に向け、JR北海道と南渡島消防事務組合は15日、大地震による脱線事故を想定した初の大規模救助訓練を北斗市千代田の高架橋で実施した。地元消防や警察、医療機関などから約300人が参加し、緊急時における乗客の避難誘導を確認した。
 訓練は、午前10時に新函館北斗駅を発車した新幹線車両(10両編成、乗客119人)が3分後、震度6強の地震発生の影響で脱線し、20人の負傷者が出たとの想定で行われた。
 JRの新幹線運行管理センター(札幌)から通報を受けた救急隊とJR社員が高さ10メートルの高架橋に入り、緊急停止した車両から乗客を降ろし、高架橋に設置している斜路(スロープ)を通って地上に誘導した。負傷者は担架に乗せて搬出し、救急車やドクターヘリに乗せた。スロープから離れた場所での脱線を想定し、はしご車で高架橋から負傷者を降ろす訓練も行われた。
 訓練は約2時間行われ、JR北海道の田畑正信常務取締役は「消防、警察と連携して万全な開業準備を迎え、北海道新幹線を無事に開業させていきたい」と総括。南渡島消防事務組合の藤井仁志消防長は「訓練をするために線路の電気を切る作業に時間がかかった。高架上も雪があり、厳しい中での訓練を実感できたことは有益になった」と講評した。
 JR函館支社は昨年11月、青函トンネル内で列車火災を想定した総合防災訓練を吉岡定点(福島町)で行った。その際、新幹線開業の安全対策強化を図るとともに、昨年4月に発生した特急列車の発煙事故を教訓に、乗客が地上に続く階段を上って避難する訓練を実施している。また、2月には青函トンネル内で新幹線を使用した訓練を計3回検討している。










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