函館地方気象台は30日、函館で初雪を観測したと発表した。北海道が冬型の気圧配置となり、上空約1500メートルに12月上旬並みの冷たい空気が入ったことで、市内美原にある同気象台職員が午前5時50分ごろ、みぞれを確認した。平年より4日、昨年より24日早かった。また、同気象台は29日、横津岳の初冠雪を発表した。平年より4日、昨年より7日遅かった。
冬の足音が本格化する中、函館市電の「箱館ハイカラ號」が31日で本年度の運行を終える。今年は4月15日にスタートし、北海道新幹線などで訪れた観光客らをレトロな車体に乗せ、西部地区などを走行した。(山崎純一)