【北斗】日本郵便北海道支社(札幌、中江紳悟支社長)は25日、同信越支社が主催する「郵便局感謝イベント」で道南を訪れた新潟、長野両県ツアー客の歓迎セレモニーを、北海道新幹線新函館北斗駅前で行った。北斗市の滝口直人副市長も駆け付け、北斗や函館の観光資源をPRした。
イベントは、熊本地震復興支援を目的に郵便局の利用者を対象とした「祝!開通 北海道新幹線 函館・湯の川温泉の旅」で、新潟、長野両県から630人が参加。25、26日の1泊2日の日程で、函館市内を観光する。信越支社が新幹線を使った大規模ツアーを企画したのは今回が初めて。
一行は臨時便で新潟、長野の各駅から大宮駅を経由し、午後0時40分に新函館北斗駅に到着。団体バス駐車場であったセレモニーには日本郵便の幹部ら約30人が集まり、滝口副市長が「開業から半年となり、市としても利用者のおもてなしに力を入れている。トラピスト修道院やきじひき高原、サクラなど観光地があるので、北斗にもぜひ来てほしい」と呼び掛けた。中江支社長も歓迎あいさつした。
会場には、市公式キャラクター「ずーしーほっきー」、新幹線のPRキャラクター「どこでもユキちゃん」、日本郵便のオリジナルキャラクター「ぽすくま」の3体も勢ぞろい、歓迎ムードを盛り上げた。
道支社によると、参加者が1人200円を復興支援のため寄付するほか、新幹線車内に募金箱を置いて義援金を呼び掛ける。(山崎大和)