「ハコダテファーマーズマルシェ」(シエスタハコダテ主催)が2日、同店前で開かれた。函館市内・近郊の4農園が寒空の下、野菜を使った温かい絶品スープを販売した。
この日は谷観光農場と山田農園、白石農園(いずれも北斗市)、四稜郭ファーム・坂爪農園(函館市)の4農園がブースを構え、長芋のポタージュやオニオンスープ、ミネストローネ、ボルシチを販売。大勢の買い物客が足を止め、各農園で栽培された新鮮野菜を使ったスープで、冷えた体を温めていた。函館市時任町の会社員、国分晋吾さん(37)と湊太朗ちゃん(1)親子は「野菜の味が感じられ、子どもでも食べやすいやさしい味。おいしかった」と話していた。
同店は「道南で活躍する若手農家を知ってもらい、農業の魅力を感じてほしい。今後も農家の方々と連携しながら、さまざまな取り組みに挑戦していきたい」としている。(野口賢清)