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函館へのクルーズ船寄港来年度40隻超、最多更新へ

 来年度函館港に寄港を予定するクルーズ客船は、過去最多だった2014年度の延べ37隻を上回り、40隻を超える見通しとなった。函館市は年間70隻の寄港目標達成に向け、大型化が進む客船の受け入れ態勢強化を検討。港町埠頭(ふとう)で客船を係留できる「係船柱」などに関し、12万トンを超えるクラスの客船でも対応できるか早急に調査し、必要に応じて整備に乗り出す考えだ。
 函館の客船寄港数は、16年度から2年連続で道内最多を記録。今年度は過去2番目となる延べ30隻が寄港を予定する。
 19年度は世界的に有名な英国の豪華客船「クイーン・エリザベス」(9万900トン)をはじめ、昨年市がトップセールスで訪れた米国のアザマラ・クラブ・クルーズ社による3回の客船寄港が既に決定。「ほかにも船会社などから多くの打診がある」(港湾関係者)ことから、過去最多を更新する見込みだ。
 市港湾空港部にによると、クルーズ需要の高まりと共に、外国船籍の客船が日本に立ち寄る際の寄港地が増加。函館は、半日程度の停泊時間でも豊富な観光資源を満喫できるとして人気を集めているほか、遺愛女子高校の通訳ボランティアが海外客から好評だという。
 一方、外国船籍を中心に客船の大型化傾向が顕著にみられることを受け、市はこれまで寄港した最大の豪華客船「ダイヤモンド・プリンセス」(11万5906トン)を超えるクラスを港町埠頭で受け入れられるか、詳細な調査を始める。
 具体的には、係船柱や船体が接触した時の衝撃を和らげる「防舷材」などの強度を調べ、必要であれば補強する計画。整備に必要な費用を見積もり、早ければ年度内に補正予算を組んで市議会に提出したい考えだ。
 同埠頭は、係留岸壁の全長で最大280メートル、水深12メートル以上の機能を備え、これらの強度が確認できれば、12万トン以上の客船でも停泊が可能となる。
 今秋にも暫定供用を開始する若松埠頭でも、12万トン級の客船受け入れを目指して工事が進む。大型客船の乗客は1000人以上で、一度に降り立つ数は新幹線1編成分を超えることから、経済効果は大きい。同部は「船舶の大型化に伴う需要を見極めた上で、受け入れ環境をしっかり整えていきたい」としている。(山田大輔)

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