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市立函館高美術部「ポスター甲子園」で2年連続グランプリ

 学校行事を題材にしたポスターコンテスト「第14回全日本学校ポスター甲子園」の結果がこのほど発表され、市立函館高校美術部の3人が制作した作品がグランプリを獲得した。同部のグランプリは2年連続3回目の受賞で、部員らは「連覇は今までないと聞いていたので驚いたが、自分たちの作品が評価されてうれしい」と喜びに沸いている。
 “ポスター甲子園”は、全国の高校、大学、専門学校のイベントポスターを対象にしたコンテストで、旭川市の印刷会社「総北海」が主催する。
 同部は毎年、同校の学校祭用ポスターを手掛け、この作品を同コンテストに応募してきた。グランプリのほか、準グランプリも3度獲得するなど入賞の常連。そのため、制作メンバー入りするのは倍率が高く、くじで2年生の森谷美友部長(17)、佐藤みくにさん(17)、濱道七海さん(17)の3人に決まった。
 期間は2週間ほどと限られた上に、3人の意見がまとまらずに当初は苦戦の連続だっという。それでも話し合いを重ねて完成形を思案し、自分たちで撮影した写真に手描きの星空を組み合わせた。高校生が教室の窓から星空を見上げている幻想的な雰囲気となった。
 一方で、ポスターに学校祭の情報を掲載するレイアウトは悩みが尽きなかったとする。初めて学校祭のテーマが英語だったこともあり、文字のフォントや向きを変えるなど何度も試作して納得できたのは応募締め切り日ぎりぎりだったという。「―そのとき僕らは星空よりも輝いていた―」「つくりあげるのは、モノだけじゃない。」のキャッチコピーには思い入れも大きく、森谷部長は「高校時代特有の青春や友情を感じられる作品ができた。やり切った」と振り返る。
 佐藤さんと濱道さんも「3人じゃないと完成できないものだった。顧問の存在にも感謝」と話す。佐々木龍顧問は「プレッシャーもあったと思うが、それぞれの成長を感じられる最高の作品になった」とたたえる。
 今後はさらに美術を深めていきたいという3人。「この経験で妥協しないことの大切さを学んだ。生かしていきたい」と決意を語った。(小杉貴洋)










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