【北斗】サッカーJ1リーグ・北海道コンサドーレ札幌の宮澤裕樹選手(MF)と福森晃斗選手(DF)が19日、JA新はこだての農産物直売所「あぐりへい屋」(市東前)を訪れた。新米「ふっくりんこ」のおにぎり即売会を開き、大勢のファン・サポーターと触れ合った。
コンサドーレの選手が遠征時に利用するバスで道内各地を巡る「CONSADOLE HOKKAIDO TOURS」で、両選手は17~18日に胆振や桧山管内を歴訪。あぐりへい屋での活動はコンサドーレのオフィシャルパートナー、JAグループ北海道の連携活動の一環として初めて行われた。
両選手が登場すると大きな拍手に包まれ、福森選手はおにぎりを頬張り「絶妙においしいです」と笑顔。Tシャツの即売会も行われ、気さくにサインや写真撮影に応じていた。函館市石川町から訪れた三浦友加里さん(32)は「オーラや迫力があった。ピッチで響いている声が生で聞けてうれしい」と笑顔を見せていた。
この日は函館フットボールパークなども訪問。主将を務める宮澤選手は「子どもたちや応援している方々とコミュニケーションがとれて有意義な時間だった。新型コロナウイルスで来られない時期が続いていたが、生で皆さんの声が聞けたので、あとはチーム一丸となってピッチでいい結果を出したい」と話していた。(千葉卓陽)