ワックスキャンドルで冬の足元を彩るイベント「シーニックdeナイト2021」(実行委主催)が13日夜、亀田八幡宮の駐車場内で行われた。イベントを準備した函館八幡町会の町会員や近隣の学童保育、サッカー少年団の子どもたちら約60人が集まり、ゆらゆらと揺らめく優しい光と花火を楽しんだ。
同町会では2017年から参加し、同会場を彩ってきた。新型コロナウイルス感染症の影響で、例年来場者に会場で提供していた飲食物を取りやめ、点灯時間も1時間短縮した。
たくさんの雪だるまなどで飾られた会場には、225個のワックスキャンドルを設置。優しい光とともに来場者は手持ち花火を楽しみ、「きれい」という歓声が上がっていた。同町会の高直行副会長は「中止の危機もあったが、実施できてよかった。光から元気をもらった」と笑顔だった。(小杉貴洋)