フィンランドから来たサンタクロースが13日、函館市内の幼稚園や病院の小児病棟などを訪れ、子どもたちにプレゼントを手渡した。14、15の両日は金森洋物館(函館市末広町)に登場し、有料の記念撮影に応じる。
サンタは、金森商船と金森赤レンガ倉庫のテナントで構成する「金森赤煉瓦(れんが)会」が招き、今年で25回目。13日は4カ所で子供たちと交流した。
元町遺愛幼稚園では、午後1時すぎにサンタが到着。園児53人が「サンタが町にやってくる」を元気よく歌って歓迎した。年長児は「なぜ鼻が赤いの」などと英語で質問すると、サンタは「寒い冬にそりに乗るので、冷たくて赤くなったんだ」と笑顔で答えた。
金森洋品館では、14日午前11時から歓迎セレモニーが開かれ、同園の年長児が英語でクリスマスソングを披露する。記念撮影では、サンタのメッセージと共に24日に届ける写真を撮る。1回1000円。14日は午後2時、同5時の2回、15日は午前11時、午後2時、同5時の3回。各回30分前から受け付ける。(深津慶太)