18日に開幕した第51回恵山つつじまつり(実行委主催)のステージイベントが26日、恵山山麓一帯の特設会場(函館市柏野町)で開かれた。音楽ステージのほか、特産のイチゴを取り分ける来場者参加型の新競技も実施され、終日にぎわった。
6月2日まで開かれる同まつりは、山麓一帯に咲き誇る約60万本のツツジを楽しめるイベント。
この日は強い日差しが照りつける中、地元出演者による音楽、ダンスショーほか、来場者参加イベントを展開。恒例の「バケツリレー」「大食い選手権」、温泉宿泊券などが当たる「ビンゴ大会」では大きな歓声が上がった。家族が1チームになってイチゴをざるの上に1・5キロになるように盛り、重量がより近いチームに豪華賞品が進呈された「いちごをはかろう」では、制限時間内に家族同士で「これは軽い」など相談し合って優勝を目指していた。
小樽市から知人の応援に来たという会社員、野上遥香さん(23)は「面白いステージばかりでとても楽しめた」と笑顔だった。(小杉貴洋)