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旧相馬邸の重文指定と開館9周年祝いイベント計画

 函館市指定の伝統的建造物「旧相馬家住宅」(元町33、東出伸司館長)は、国指定重要文化財の登録と開館9周年を記念し、2カ月連続でイベントを展開する。今月25日に特別無料開放を行うほか、5月26日には琵琶と松前神楽の鑑賞会を開く。
 同住宅は明治時代に北海道屈指の豪商として知られた相馬哲平の私邸。市内で不動産業を営む東出館長が取得し、2010年6月に開館した。相馬の功績を伝え、松前の絵師小玉貞良(生没年不詳)が江戸時代中期に描いた「江差屏風(びょうぶ)」などの美術品を収蔵している。
 昨年12月に同住宅の2棟(主屋、土蔵)が国指定重要文化財に登録されたことを祝い、25日は午前10時から午後3時まで無料で開放。「江差屏風」などをじっくり鑑賞できる。
 5月26日は「琵琶と松前神楽 いにしえの調べ」と題して、仙台市在住の筑前琵琶奏者高橋旭盛さんの演奏と、道南各地の神社の神職有志による松前神楽が披露される。午後3時開演で、定員50人。5月1日から観覧申し込みを受け付ける。
 9日には同館長の元に重文指定書が届けられ、「大変感慨深い」と同館長。「皆さんの協力があって重文指定を受けることができた。感謝の気持ちを示したい」と来場を呼び掛けている。イベントの申し込み、問い合わせは同住宅(0138・26・1560)へ。(千葉卓陽)

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