湯倉神社氏子青年会(横山貴浩会長)が主催するイベント「湯倉の杜」が23日、同神社で開かれた。湯の川と同じ温泉観光地を盛り上げようと、群馬県や草津温泉のPRも行われた。
神社の境内や本堂を見て回るツアーやワークショップのほか、4人の舞姫が神器を手に舞う「浦安の舞」を披露。函館のトラベリングバンド「ひのき屋」の奉納ライブも開かれ、境内を盛り上げた。
高崎観光協会(群馬県)などが協力した群馬県のPRブースでは、草津から取り寄せた湯の花を使った足湯のほか、同県では古くから伝統的な遊びとして幅広い世代から親しまれている「上毛カルタ」の体験や大会が開かれ、上位者には高崎名物のだるまがプレゼントされた。
夜には約1700個のキャンドルが境内を彩った。群馬県のゆるキャラ「ぐんまちゃん」や草津温泉のキャラクター「ゆもみちゃん」もキャンドルアートで描かれ、来場客は幻想的な空間に浸っていた。
市内松川町から訪れた本間吏代さん(7)は「群馬県のゆるキャラがかわいかった。ライブも楽しかったのでまた見たい」と話していた。(柳元貴成)