「桃の節句」の3日、函館市中央図書館はひな祭りイベントとして「お話会と工作」を同館で開いた。幼児や低学年児童18人と保護者らが参加。読み聞かせグループによるひな祭りをテーマにした絵本や紙芝居の朗読とともに工作を楽しんだ。
これまでの参加者からリクエストが多く寄せられていたひな祭り時期の開催は初めて。工作では、おひなさまの壁掛け飾りに挑戦。色画用紙で男びなと女びなの顔をつくり、きれいな着物の体は紙コップを利用。子どもたちは保護者と一緒に楽しみながら、花びらをちりばめるなど、かわいらしいおひなさまを作り上げた。歌遊びや読み聞かせも楽しみながら、最後は「うれしいひなまつり」を合唱して幕を閉じた。
工作が大好きで参加を心待ちにしていたという藤森一葉ちゃん(4)は「おひな様の顔をぬるところが楽しかった。おうちに帰って飾りたい」と喜んでいた。(今井正一)