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しかべ海と温泉(いでゆ)のまつり 多彩なイベントと支えるボランティア

 【鹿部】今年で35回目の節目を迎えた「しかべ海と温泉(いでゆ)のまつり」(実行委主催)が20日、鹿部漁港で開かれた。町内外から大勢の親子連れらが訪れ、歌謡ショーやビンゴ大会などさまざまなイベントを楽しんだ。
 まつりは往復約180メートルを10人一組で競う「カッター競漕」で幕開け。1秒を争う必死な姿に、観客も一緒になって盛り上がった。午後1時からは歌手の森昌子さんと旭川市出身の演歌歌手武山あきよさんによる歌謡ショーを開催。森さんの登場に会場の熱気は一層高まり、名曲「越冬つばめ」「立待岬」などの美声に酔いしれた。
 飛び入り参加自由の「海と温泉のまつり音頭」では、ステージ前に大きな輪をつくり、子どもから大人まで笑顔で踊りを披露。鹿部消防はしご乗り保存会が見せたはしご乗りには全員の目がくぎ付けになり、妙技が成功するとひときわ大きな歓声が上がった。
 恒例のビンゴ大会では、家電製品やゲーム機、商品券などの豪華景品獲得を目指して大勢が集まった。見事1番乗りでゲーム機を手にした鹿部中学校の卒業生で、現在は山形県で働く阿部祐也さん(32)は「鹿部にいた時も祭りには参加していたが、10年ぶりに来てみて人の多さに驚いた」と笑顔を見せた。
 最後は約3900発の花火が夜空を彩り、鹿部の夏を美しく演出した。(蝦名達也)
 20日開催の「しかべ海と温泉のまつり」は多彩なイベントに加え、海の幸などを使った豊富な飲食の出店も楽しみの一つだ。ただ、例年、会場のごみの散乱が実行委の頭を悩ませており、改善策として昨年から鹿部中学校の生徒や町民ボランティアによる「ゴミ分別回収ステーション」を設置し、マナー向上を呼び掛けている。
 今年は同校生徒9人と一般6人の計15人がボランティアで参加。ステーションには燃えるごみやペットボトルなど5つのごみ箱を設け、割りばしや串なども分別。来場者が手に持ってきたごみを生徒らが「こちらに入れてください」などと声掛けをして分別していった。
 初めて参加した同校2年の佐藤愛梨さん(14)は「お客さんとあいさつをしながら活動できて楽しい」。谷崎颯香さん(同)も「家でペットボトルのキャップを集めて寄付できれば」と目を輝かせていた。(蝦名達也)










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