希少なバイクを展示する「2023コンロッドミーティングin摩周丸前」が21日、函館市青函連絡船記念館摩周丸前広場で開かれ、二輪愛好家がバイク談議に花を咲かせた。
バイク内部のピストンとクランクシャフトをつなぐ部品「コンロッド」になぞらえ、人と人のつながりを大切にしようとの願いを込めた。今年で12回目を迎え、函館のほか、遠くは札幌や青森からの参加者もあった。
会場には、1956年年製の「YC-1」(ヤマハ)や、67年製の「ラビット」(富士産業=現在のSUBARU)など希少なバイクがずらり。函館を舞台とした映画「PとJK」の撮影に使用された「スーパーカブ50」(ホンダ)も並んだ。
バイクの人気投票「コンクールデレガンス」や、希少なバイクのパーツもそろうフリーマーケットなどを展開した。
主催したコンロッド函館の河原木好美代表は「今年は天候の影響で参加台数が例年より少ない50台ほどだが、イベントを通じて函館のバイク人口がさらに増えれば」と話していた。(市丸和秀)