「体が硬い人ほど体験して」
肩こりからスポーツケアまで一人ひとりに笑顔を届ける
24時間営業のスーパー銭湯「函館高温源泉 湯の箱こみち」は、昨年10月のリブランドに合わせ、館内2階に「ストレッチングサロン」をオープンした。サロン最大の特徴は、リハビリに用いる「PNF」という手技を取り入れた、独自のストレッチボディケア。「体の表面だけをもみほぐしても、すぐ元の状態に戻りがちですが、深層筋をしっかりと伸ばすと施術後の体の軽さや効果の持続性が違います」と語るのは、札幌本店の立ち上げから20年近く施術を担当する山本絵里さん。肩こりや腰痛は、体の関節の可動域の狭さに起因することが多く、指圧では届かない骨周りの筋肉を伸ばし、全身のバランスを整えながら柔軟性を与えることで、関節の負担を軽減できると言う。元バレーボールの選手だった山本さんは、けがや疲労の蓄積に悩んだ経験からこの道を志し、数々のアスリートのケアにも携わってきた。「今はお客様が笑顔で帰ってくれることが1番嬉しい。スポーツを頑張っている子供たちも遠方から通ってくれているので、いつかここから世界に羽ばたいてくれたら」とほほ笑んだ。
(ハコラク 2021年9月号掲載)
ストレッチングサロン 湯の箱こみち店
函館市昭和3‐22‐1 湯の箱こみち2F
☎0138‐42‐2111(こみちフロント)
11:00~24:00
※サロンのみの利用可
毎月第1火曜定休
P有り
キャッシュレス決済利用可