バル感覚でひとりでも、宴会で大勢でも　焼き鳥や一品料理を肴にワインを傾けたい　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　   　　　　
　洋風スタイルの居酒屋として、昨年11月にオープンしたばかりの「串バル　ｏｔｏｒｉ」。ドアを開けると、こげ茶木目を基調に落ち着いた色合いで統一された店内に「いらっしゃい！」と元気な声が響く。焼き鳥をピンチョスにワインを楽しめる目新しさから、早くも人気店に仲間入り。
　「やきとり鳥」の姉妹店で、「日本でピンチョスになりそうなものは焼き鳥ではないか」と、長谷川毅店長を中心に、串焼きを主役に据えさまざまなメニューを考案。「串」は女性でも一口で食べやすく、また、いろいろつまみやすいように大きさは小ぶりに。厳選した材料を短めの串に刺し、備長炭で焼き上げる。納得するまで試作を繰り返した味付けは、「タレ」「塩」ともに姉妹店の味とベースは変えぬまま軽めに仕上げている。
　内容はその日のお楽しみだという「串盛り10種」（８００円）が一押しメニューで、この日はレアに近い食感の「ささみ」（梅、明太マヨ）などがずらり。煮え立つオリーブオイルとニンニクの香りが食欲をそそる「エビとキノコのアヒージョ」（５８０円）、絶妙な厚さで原木からそぎ落とされた「スペイン産生ハム」（フル９００円、ハーフ５００円）、後味あっさりの「とりのたたき～自家製ポン酢～」（４８０円）とアルコールにぴったりのメニューが揃う。「飲み放題プラン」（２時間１５００円）、「ご宴会プラン」（３人以上、２時間飲み放題付き４０００円～・税込）も用意しているので、仕事帰りに軽く一杯飲みたい時、友人とわいわい酒を愉しみたい時など、いろいろなシーンで足を運びたい。※宴会プラン以外の価格は各税別
（ハコラク　2019年2月号掲載）

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串バルｏｔｏｒｉ
函館市本町３２-１２
☎０１３８-８７-２７５８
１７：00～２３：３0
月曜定休