函館の老舗レストラン「五島軒」が7月8日に新千歳空港国内線ターミナルビルに「五島軒新千歳空港店」をオープンしたことを記念し、函館空港(高松町)ターミナルビル3階のレストランポルックスで同社とのコラボレーション企画として「函館五島軒カレーうどん 伝統の牛スープ」(税込み1540円)を今月20日までの期間限定で提供している。
同社の初代料理長・五島英吉は長崎県五島列島の出身で店名の由来にもなった縁から、新千歳空港店では同社のイギリス風カレーと五島手延べうどんを合わせたカレーうどんを提供。開店に際し、函館市民にも味わってもらいたいと函館空港での提供を企画した。
スープは函館産マコンブ、五島列島産の焼きあご(トビウオ)からとっただしを同社伝統のカレーと合わせて仕上げ、五島列島名物のあご天とローストビーフをトッピングしている。
レストランポルックスでは7月20日から販売。1日に50杯近く出る日もあり、空港利用客からも好評だという。同レストランを運営する函館空港ビルデング商事部事業推進管理課の上山晃弘さんは「観光客だけでなく、地元市民もレストランを活用するきっかけになれば。同じ地元の企業として今後もコラボレーションし、地域を盛り上げていきたい」と話している。
五島軒カレーうどんの提供時間は午前11時~午後6時45分。(飯尾遼太)