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(荒井三津子さん・暮らしのパレット)「厄払い」

 コメンテーターをしている情報番組で「節分と言えば?」との質問。「誰が何と言っても豆まきです!」と答えた。恵方巻きが先に話題になる昨今なので、先手必勝で「豆まき!」と叫びたかった。
 毎年書くことだが、恵方巻きは商業的に作られた行事である。経済効果があるのだから悪くはない。だが、作法を重んずる日本で、太巻きを丸かじりすることに疑問をもたない風潮が何とも腹立たしいのだ。
 話題を戻そう。番組は「厄払い」の特集へと続いた。インタビューでは厄払いをする人、しない人、その理由はさまざまだった。私は「しない」派。いや、四度の女性の厄年すべて、前厄から後厄まで一度も意識する暇などなく過ぎてしまった。振り返ってもそれらの年に特段に悪いことがあったとは思えない。
 だが、この厄年への関心、おどろくほど広く日本人に浸透している。先日、ドライなはずの長女から、「前厄だから明治神宮でお払いしてきた」とメールが来た時は本当に仰天した。その直後の番組だったので「それで安心できるのなら良いのでは?」と私は答えた。やった方がいいとか、やるべきだと言う根拠は私にはない。やる必要がないと言うつもりもない。
 かつては縁起が悪いと嫌われた菊の花も今は「縁起が良い」と好まれる。縁起の良い包装やネーミングの菓子はどこでもよく売れる。「縁起が良い」モノやコトは誰もがうれしい。私たちはそれほど弱いイキモノなのだろうか。(生活デザイナー)










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